花は折りたし梢は高し

とにかくいろいろうまくいかねーなってことを書いていこうと思います。

職場でパワハラに悩み、退職を決めた心境を書いてみる

もうすぐ仕事を辞める。

本当にお疲れ自分。

 

と言っても、私はWワークをしているので無職になるわけではない。

でも、メインにやっている方を辞めるので、やはりなんだか感慨深い。

 

入って一ヶ月で辞めたいと考え、入って半年で辞めますと言い、

それからは2~3ヶ月ごとに辞めますと言っていた。

もはや辞めます詐欺。

もーあいつとは絶対別れる、と言い続けたダメ彼女のよう。

でも、一番最初に辞めますと言った時から、ロッカーは空っぽである。

私物はノートと手帳などの少しの文具、歯ブラシのみが引き出しに入っている。

 

あの手この手で引き止めてもらったが、やはり一度心が折れてしまっては難しい。

引き止めてもらって自分の存在価値を確かめるなんて、そんなつもりもない。

ただ、無責任に仕事を投げ出すことができなかっただけだ。

期待に応えたいと考えていただけだ。

 

退職の主な原因はパワハラである。

仕事なんて面白いかどうかよりも役立てるかどうかだと割り切っているし

お給料は生活に困らないならなんでもいい。

多少通勤が遠いこともルーチンになればなんとかなる。

ただパワハラはあかん。

相手が客なら何を言われても平気だし、心を閉じることができるけれど。

味方であるはずの人にずっと否定され続け、顔色を伺いビクビクしながら働き、

少しずつ毎日、帰りの電車で心の中身を捨てて帰っている感覚。

 

入って一ヶ月で言われたこと。

何も指示をされていないことをやってないと理不尽に私だけ責められた時

(他の人もむろんやってなかったが、それはいいらしい)

「そんなに気が利かないんじゃ、他のところ行ったってやってけないよ!?」

他のとこってどこだよ。退職勧奨かよ。

 

相手は私を同じ人だとは思っていない。

きっと得体の知れない何かだと思っているから、攻撃をせずにはいられない。

ただ気分のままに罵倒して、排除して、心の均衡を保っているのだ。

 

今までも何人もやられてきたのは知っている。

私が入ったこの期間、目の前でも去っていた人は3人。

自分を責める気持ちと、それに争う気持ちと。

些細なミスを些細と思えず何もできなくなる。

手を出すと余計なことしないでと怒られる。

何もしないと気が利かないとまた怒られる。

影でコソコソと何かを言われ続ける。

 

バカじゃないの、無能、仕事できない、常識がない、

気が利かない、頭おかしい、あなたはダメ

しまいには同僚によると、私にパワハラを受けている、弁護士に相談すると言い出したらしい。
やべー。むしろまじやってくれ。誰も証言しねーから。
(私の方は、証言するって言ってくれている人が最低5人はいる)

 

周りの同僚や上司は同情的であった。

明日は我が身と分かっていたので、私がターゲットであることに安堵していたのだろう。

 

あの人は誰にだってやるから(あなたが悪いんじゃない)

あの人はそういう人だから(悪気がないから気にしない方がいい)

あなたが仕事ができるからひがんでいるだけ(あの悪口は誰も信じてないから安心して)

 

そういう言葉を何度も聞いてきた。

 

分かる。きっと私はそんなに悪くない。

はいはい、また言ってるって流せばいい。

しかしだからってなんでそれを甘受しなくてはならないのだ。

なんで私が人格否定までされ続けなくてはいけないのだ。

 

一度向こうのミスを私がかぶった時、大騒ぎし私を攻撃している相手を見て目が覚めた。

 

私はもう一つの仕事があったし、まだ次の進路を選べる年齢やスキルがあったため

すぐに逃げようと思えたが、それでも1年かかった。

 

上司は

パワハラを立証するのは大変なことだ」

「両方の言い分を聞く必要がある。」

「余計に悪化して攻撃が増す可能性もある。」

そして

「話を聞くだけで気がすむという人もいる。」

 

クソが。(おっと失礼)

 

そんなじゃ誰の心も軽くならないし救えない。気なんか済んでるはずない。

きっとそう言った先人は、少しだけ心が壊れる期間を延命しただけだ。

真意は「ああ、結局変わらないんだな、自分がなんとかするしかないんだな」と絶望しただけだろう。

 

人はそんなに簡単に変われないし、自分の考えるように心を動かすことはできない。

加害者のあの人だって、本来は劣等感の塊で、承認されたくて褒められたくて傷ついている

弱い人間なのだろうは思う。多分上司がヒアリングした方がいいのは向こうだとも。

 

マインドフルネスだとかレジリエンスだとかの何かがあっても、すでに弱った心では戦えない。

仕事に対する思い入れや頑張り、やる気や立場や役割、そのもろもろがぐちゃぐちゃになって

もう何が何だか分からなくなる。思考停止した状態で耳に入ってくる罵倒や陰口。

 

初めの頃は理不尽さを冷静に受け止め、いつ何を言われたかをメモしていた。

きりがなくなり途中で辞めてしまった。

 

何がこんなにやるせなくて辛いのか。

毎日延々とゲームをして思う。

 

それは、平和に心穏やかに仕事ができなかったことだけではなくて

傷ついてしまっている自分の心に気づけないほど余裕がないということ。

 

これは、多分時間をかけてゆっくりと癒していくしかないのだろう。

心を殺して感じないようにすればいいのかもしれないけれど、それもまた、心が痛むのだ。

退職願を出した今でも、全然せいせいなんてしてない。悔いしか残ってない。

 

未来の私がまたこうやって苦しい思いをすることがあるならば言いたい。

とにかく心を守って欲しい。

結局自分の心を守れるのは、自分だけだから。

温かいものを食べて、静かな場所で暖かくしてよく眠ることが大切。

眠れない時は無理をせずメンタルクリニックに行くこと。

そして誰かと一緒に過ごすことで、心を軽くすることはよいけれど

弱っている時は特に、他人にそのまま心を預けてはいけない。

他人は自分の理想通りになんて、心を庇ったり守ったりしてくれない。

それにまた絶望したり、余計に傷ついたりしてしまうから。

 

引き止めてくれている上司や、置いていく同僚のことを思うと辛い。

とにかくあと少しだけ、少しでも役に立とう。

それは自分のため。自分が少しでも後悔しないため。

私は前を向いていく。

自分がたったひとりの価値のある人間だと認められる権利は、全員に与えられている。
剥奪されている権利は、自分しか取り戻せない。
私が一緒に殴ってやる。