花は折りたし梢は高し

とにかくいろいろうまくいかねーなってことを書いていこうと思います。

落とし所なんてそもそもなかったんだって悟ってほしいと自分に言いたいことについて書いてみる

仕事でありがちな言葉

 

「なるほどですね」

という相槌。

 

男性の

「ジブンは~」

って一人称。

 

どっちもモヤっとするけど、あえて使う時もある。

 

あとメールの「表題の件」って言葉。

「標題」が正しいのが分かるんだけど、なんか字面がすきじゃない。

 

一所懸命って意地でも書き続ける人もあんまり。

 

役不足」の通称的な意味の方の(私にはもったいない役で勤まりません、みたいな意味として使える同じような)正しい言葉を知りたい。

 

こういう、モヤッとする感じや、微妙なニュアンスって、すごく伝えることが難しい。

 

数々のこと。いろんな感情。

落とし所があれば、もっと心が保っていられたかもしれない。

私はどうしても、私だけの力で、これだっていうものを探すことができなかった。

 

自分がいいと思っていないことを

これいいよ!と勧めるのはすごく難しい。

 

けれどその本人が、いいと思っているであろうものの、背中を押すのは割と簡単。

迷っているものへの不安を払拭し、わかりやすく言えば「良かった探し」をすればいい。

 

そんな私が見つけて提示した「良かった」に救われたことがあると感謝してくれた人が、最近偶然にも何人かいた。

当の本人(=私)はそんなこと言ったこと自体覚えてなかったりするのだけど。

 

きっとそうなのだ。

 

私があの時救われたあの人からの言葉や

私をあの時突き落としたあの人からの言葉も

言ったあの人は軽い気持ちだったり、忘れていたりするのだろう。

 

心の琴線なんて全員違う。突き詰めれば人は孤独なものだ。

 

閉塞感に喘いでも、どうするにしても八方塞がりな気がしていても

それを選んでいるのもまた自分だ、という自己責任の原則がのしかかってくる。

じゃあ実際そこから逃げることなんてできるのか。

きっと、自発的に逃げようと思えないのであれば、周りがどれだけ「やめちゃえば?」「逃げちゃえば?」と思っていても、その当人にはできないのだ。

つまりそれは、可能なことであってもその人には不可能なことなのだ。

 

希望なんて持たなければいい。そうしたら絶望もしなくて済む。

でも希望を持たずして、人は彩のある人生を送れるのだろうか。

もはやそれって死んでるの同じ?

 

まあ、ものすんごい頭の良さで後世に名を残す孔子さんだって言ってるしね。

曰未知生、焉知死。

そんなことをたかだか数十年生きたくらいの私に分かるはずがないってこと。

 

結局迷ってる人だって、自分の中の答えは決まっているのだ。

それに自分が加わることで話しが見えにくくなる。

 

心の琴線が違うのと同じく、突き詰めれば心は既に決まっている。

 

揺らぐのは欲があるから。

楽したいなとか、もったいないなとか、そういう欲。

そして欲に即した結果が、希望が反比例することがあるのだ。

揺らぎが長くなれば長くなるほど、自分には無理なんだと諦めが湧く。

それは、可能なことであってもその人には不可能なこと。

 

寝る前に、希望と欲望、どっちも「望む」という文字が入ってる。

希も「のぞむ」っていう漢字だから、より切実なのは希望のほうなのかな、なんてぼんやりと考えながら目を閉じた。

 

一人で叶えられないものを、「望む」ことをやめたらいいのだ。

期待するから辛くなる。

期待するから希望がある。だから期待しちゃダメなのだ。そうしたら希望を持たないで済む。

それはきっと、単なる妄想なのだ。

 

けれど、一人で叶えられることってなんだろう。

「望まない」という諦めなら、自分で叶えられる。

そうしたら、割と悪くない気がしてくる。今の自分も。

 

心の柔らかさと、芯を保つことは、実はとても難しいことなのだろうと思う。

 

可能に見えても不可能なもの。はじめから出来もしないもの。

だったらそんなもの、まるごと捨てて生きて行けばいい。焉知死。

それもあながち悪くない。

 

心をフラットにして思い返せば、私らしくないことをたくさんしてきた。

みっともないと思うことも、たくさんした。

したくなかったけど、心に忠実になると、せざるをえなかった。

とっくの昔に破綻している論理を、必死に紡いでつじつまを合わせようとした。

それでも見つけられなかった落とし所。

向き合うことすらできなかった。

 

悩むことや、悩まれることは全然構わなかった。

だけど、自分だけが悩んでる訳じゃない、ということを知って欲しかったのだろう。私は。

 

一人で落とし所を見つけられなかった。

それなのに欲しいなんて思っちゃダメだよ、と自分に言いたい。