花は折りたし梢は高し

とにかくいろいろうまくいかねーなってことを書いていこうと思います。

いつになったら取れるのやら二輪免許な話を書いてみる

家で何度も何度もイメトレしてきた。教習2日目。

前回と打って変わって良い天気。
今日は車がなかったため、初めて送迎バスを使ってみた。
こちらは四輪教習者を対象としているからか、着く時間が結構ギリギリで
プロテクターやら着替えやらと準備に時間がかかる二輪者には結構ドキドキする。

教習が始まる頃には、緊張で私は鼻息が荒くなっていた。
今日の教官は小柄なお兄さんだ。
前回の教習で身支度の準備について色々教えてくれた人だった。

ふがふがしている私の様子でチキンっぷりが伝わったのだろう、彼はいきなり外周ではなく
小さなコーナーで発進と停止の練習をさせてくれた。

しばらく繰り返してから、教官のバイクの後ろについていよいよ外周デビュー。
走行中は減速ギアは使わなくて良いので、とのことで、とりあえず3速まで上げてぐるっと一周。
止まったらまたぐるっと一周。

「途中4速まで入れてくれてましたよ」と無表情で、ははっと笑いながら言う教官。
なぜバイクは「今は何速」と出ないんだろうなあ。
今回のCB400(以下男前)では優しく上げすぎて、2速に上げたつもりがニュートラルになること多数。

「もっとスピード上げましょう」とか、「停止するときの減速ギアのタイミング」やらの指導を受ける。
そのうち「じゃあ次は右左折もしてみましょう」とアグレッシブさが増す教官。
ちょwwwおまwwwという心境の中、無言でコックリうなづくのが精一杯の私。

ウィンカーと間違えてクラクションを鳴らすこと数回、初八の字も経験。
カーブの途中での停止はとても難しい。転びそうになるものの、足をついて踏ん張る。
(…でも右足ついてる。検定なら減点対象)
まったく、嫌なところでとまりやがる……。

「車体を垂直にすると止まりやすい」とか「クラッチ操作で減速を調整」とか
「視線をもっと遠く」とか「足をつくときはなるべく車体の近くに」とか
「曲がるときは減速ギアにすると曲がりやすい」とか←やらないでいいって言ったじゃん!

同じことを何度も何度も懲りずに注意される私。
先生ごめん……。

「とにかくスピード上げて」
「あなたに限って制限速度は無くします、いくらでも出してください」
などと言われても、テレテレとせいぜい2〜30キロで走り続ける私。
ちょっと調子出てきたと思ったら発進時にエンスト。
ウインカー出したつもりがクラクションを触ってしまい前に走ってた教習車(4輪)もエンスト。
みんなごめん……。

最後思い切って出した40キロ。
男前はエンジン音がふわっと変わる。
さらに色気を出してくる。
お前、やっぱかっこいいな。

変なところに力が入っているからか、肩こりで時間終了。
仕事とはいえ、先生もさぞ疲れたことでしょう。

「少しずつ操れるようになってきましたね」と渡された教習原簿には
復習項目がばっちり書かれていた。ありゃ……。
これは補講ってこと?

この教習所の補講は3000円くらいだったかな。
3000円で50分もみっちり教えてもらえることにお得感を感じる…。
足つぼマッサージだってそれくらいする。
卒業してしまったら、バイクを借りて練習することだって一苦労だ。
なかなかこういう機会も作れない。

補講かどうか受付に聞こうと思ったものの、送迎バスがギリギリだったので次回に持ち越し。
何か聞かれたらもう一度やらせてくださいと言おう。

だんだんバイクが楽しくなってきた。
毎日注意されたことをノートに書き出して覚えるようにしている。
覚えたところで実際出来るかは別問題だが……。