花は折りたし梢は高し

とにかくいろいろうまくいかねーなってことを書いていこうと思います。

つまり脱ぎたい。脱ぎたいんだと思うことを書いてみる

本屋さんでは電車で読めるように一冊だけブックカバーを付けてもらいます。

布のカバーなども試しましたが(手芸に凝ってた時は作ったりも)

サイズがまちまちだったりするしつい面倒で

 

あと、ここのブックカバー可愛い!

っていうのもありますし。

例えば最近はすっかりご無沙汰ですが、吉祥寺のルーエとか。

 

旅先の本屋さんでも、なかなか味のあるブックカバーを付けてもらえたり。

クラフト紙の質感を活かしたデザインだったり、素敵なものがけっこう多いです。

あと後で「この本なんだっけ?」「いつ読んだやつだっけ?」とパラパラするときに

「あーそうそう、これはあそこの駅の本屋さんで平積みになってて」とか

連鎖的に思い出に浸れる呼び水的なアイテムになったりもするのです。

 

そして私は専門書やらをAmazonなど通販で買うのが中心、

誘惑の多い家の中ではなく、外で物書きやらをするのがほとんどなので、

参考文献として持ち歩くことも多く、やはりブックカバーが欲しいなと思います。

専門書こそ大きさも厚みも異なるので、100円ショップで買ってきた包装紙で

その都度カバーを作っては使用していたのですが……

(可愛い包装紙だったりすると持ち歩くのもちょっと楽しいし)

 

しかしつけたまま本棚に並べると

どこの本が何なのか分からなくなってくるのが難点

とは言えいちいち外すとまたつけるのが面倒。

 

背表紙にテプラで作って貼るとか、半透明のブックカバーとか、

なんだかそれも違う気がする。うーむ。

 

何かアイディアはないかと会社の才女に聞いたら

「捨てる。カバーも本に挟まってるチラシも何もかも外して捨ててから読む」

とさらっと、むしろばさっと、答えられた。

そもそも読み終わった本も全部処分する(そしてよく譲ってもらう)

「断捨離すらぬるい」が名言なこの人に聞いたのが間違えた。

 

そして頭に浮かんだ、テレビでコメントする大学教授の背景

大抵本棚が並んでるけれど、ブックカバーなんぞついてない。

そもそも持って外に出なければいいのだな。

そして引きこもればいいのだ。

 

うん、居心地が良くてイケメンってほどじゃなくてもちょっと神経質そうで

指が綺麗なイケメンがおって(願わくばメガネ)美味しいコーヒーが飲めて

適度に緊張感があってコンセントがあって照明が暗すぎず明るすぎずで

空が見えてでも眩しくなくて適度な音量で心地よいBGMが流れてるそんな書斎。

そんな書斎はよ。ってな、ハハッ。

 

こうなったら、カバーがなくても外に出られる

マインドを鍛えたらいいんじゃないだろうか。

そっちのがエコだしお金かからないし。

Mな私に自分を追い込む的な流れは嫌いじゃない。

 

しかし正直仲の良い人にも本棚とiPhoneの画像フォルダを見られるのは

パンツっていうかむしろ中身の全裸を見られるより恥ずかしいとすら思う私には

ここに書くのにすら躊躇われてるってゆかそんな羞恥プレイいらんて。

 

もう当分不便なままでいい。

 

強くなりたいんだ。

もっといろんなことに。

 

つまり脱ぎたい。脱ぎたいんだ。

 

今カバンの中に入ってる本

アルフォンス・デーケン「死とどう向き合うか」

加藤 典洋「人類が永遠に続くのではないとしたら」